腰椎内部の神経の通路である脊柱管が狭くなることにより、神経組織が圧迫されて症状が出現する病気です。
加齢変化が主な原因であることが最も多く、一般的に日本では脊椎(せきつい)の変性や変性すべり症によって起こる「変性脊柱管狭窄症」のことを指します。
主な原因は骨盤や背骨の歪みによって神経が圧迫されたり、加齢によってクッション役である椎間板がつぶれて起こります。
また、若い人でも激しい運動などによって椎間板がつぶされたり、すべり症になって症状を引き起こすこともあります。
特徴的な症状は「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」です。
間欠性跛行とは、歩き始めはとくに症状が強いわけではないのですが、しばらく歩くと脚が痛くなったり、しびれたり、こわばったりして歩くことができなくなる状態を指します。
しゃがんだり座ったりすると症状はすぐになくなり、また歩いたり立ったりできるのが特徴です。
これは立つことで構造上、脊柱管がいっそう狭くなり神経を圧迫するためで、体が前かがみになると脊柱管がやや広くなり、神経圧迫は解除されて症状はなくなります。
進行するに従って、連続歩行距離や時間が短くなっていきます。
※ 主症状である間欠性跛行は、閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)のような血管の病気でも起こるため注意が必要です。
まずは、神経圧迫を起こしている椎骨や骨盤を調整します。
また、神経を圧迫するような動作や姿勢を避けることが大切です。
背中を反らせる姿勢は、脊柱管をより狭くして神経を圧迫するので気を付けましょう!
はじめは右足の痛みだけでしたが、だんだん左の腰が気になってきて3日前に急に痛みがひどくなり、寝返りもできないとのこと。近所の方なのですが歩くのも辛いので車で来院されました。
この方は、お酒をよく飲まれるとのことなので、肝臓も疲れているのではないかと思いましたが、腰痛は左にでていること(肝臓は右の腰痛を起こしやすい)、お腹の調整をしても腰痛や右足外側の痛みがあまり変化しなかった事などから、内臓の異常よりも悪い姿勢や仕事などの負担による筋肉の過緊張や関節の歪み・緊張からの神経圧迫が原因ではないかと考え、痛みに関係する椎骨の調整を行ったところ痛みが3割ぐらいまでになりました。
あまりやりすぎると翌朝痛みが出ることもあるので、本来は3日くらい空けるのですが、仕事に早く復帰したいとの事なので翌日また来ていただきました。
翌日は痛みもだいぶ引いた様子で、自転車でいらっしゃいました。
全体のバランスをとる調整をしながら、腰を重点的に緩めたらほとんど痛みはなくなりました。
この方は内臓の異常(自律神経の乱れ)ではなく、姿勢の悪さや仕事での負担による筋肉や関節自体の異常が原因だったので、仕事をする時はコルセットを巻いて負担を減らしたり、ストレッチなどをして体の柔軟性を高めるようにアドバイスさせていたただきました。
※コルセットは痛みがある時や腰に負担がかかるとき(重い物を持つときなど)につけるのは良いですが、痛みもないし負担もかからないときにまでしてしまうと、筋力が落ちてしまうのであまりしないほうがいいですね。
どれだけ良いって言われても、実際に施術を受けてみないと自分の症状に合うのか不安だと思います。
そこで当院が初めての方のために特典をご用意しました。
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